2012年05月25日

間違いでしゅ

「間違いでした」と力強く宣言したはずなのに、語尾がタラちゃんになってしまうと、かなり脱力しますね(汗)。

遅刻

お察しの通り、[L][S]の打鍵で「した」を入力したつもりが、[LS]の同時打鍵で「しゅ」と判定されてしまうのが原因です。同時打鍵の判定をシビアにすると、今度は同手シフトが掛からなくなってしまって、シフト方式の混在は予想通りに副作用と無縁ではありませんでした。

同時打鍵そのものについては DvorakJ よりも「やまぶき/やまぶきR」の方が誤判定が少ないように感じていますが、やまぶき系は小指シフトを使った英字入力でモードずれが発生したり、余計な全角スペースが出力されてしまうのが萎えます。かといって高機能な DvorakJ が好きと簡単には言えないところもあって、リマッパー選びは本当に悩ましいです。贅沢な悩みで、ありがたいことなんですが。

破壊

親指キーをかさ上げしていたウレタンスポンジ が、とうとう崩壊してしまいました。それも使用頻度が少ないはずの左手側[スペース]キーが先に。本来の用途=スペースキーとして酷使したからなのか。それとも、左手の不器用なシフト動作に耐えきれなくなったのか。百均で買ったものが4年も保ってくれれば十分ですが。

カヲル

代替として、同じように椅子の脚裏に貼るフェルトを試してみたら、フニャフニャで全く使い物になりません。再び百均で似たようなものを仕入れてきました。正確には EVA 樹脂と呼ばれる素材でできた19ミリ角の床キズ防止シールを、キーの奥行きに合わせてカットして貼り付けました。EVA樹脂のこの絶妙な柔らかさが、親指キーの緩衝材に本当にピッタリです。

暴動

親指キーの同時打鍵を「親指シフト」と呼ぶなら、文字キーの同時打鍵は「文字シフト」と呼ぶべき。

文字キーの同時打鍵を「文字キーの同時打鍵」と呼ぶなら、親指キーの同時打鍵も「親指キーの同時打鍵」と呼ぶべき。

用語を統一するとしたら、「親指シフト」と「文字キーシフト」では逐次打鍵系と紛らわしいので、冗長な言い回しになりますが、

  • 親指キーの同時打鍵シフト
  • 文字キーの同時打鍵シフト

ですかね。要再考。

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2012年05月21日

蜂蜜化ルールの説明がまだ錯綜している

蜂蜜化について、「清濁同置の親指シフトと文字キー同時打鍵が密接にリンクした拗音拡張」と説明するのは、間違っています。2.0.0 版のルールだった「清音キー」と「濁音キー」の考え方に、どうにも引きずられているようです。親指シフトが清濁同置であるか否かは、2.5.0 版の蜂蜜化ルールには関係ありません。

片手清濁拗同置という言葉も、蜂蜜化ルールとは直接的には関係ないので、なおさらややこしくなっています。

親指シフト日本語配列の蜂蜜化とは

親指シフトとは、1つのキーに3つのカナを割り当てて、左右の親指シフトキーとの組み合わせで「無シフト|左シフト|右シフト」とシフト状態を切り替えて、3つのカナを打ち分ける日本語配列です。

蜂蜜化による拗音拡張は、親指シフトの日本語配列が1つのキーに3つのカナを割り当てていることを活かして、

  1. 右手側の打鍵で、拗音子候補として3つのカナをピックアップする
  2. 左手側の段の選択(上段|ホーム段|下段)で、拗音子を1つに絞り込む
  3. 左手側の列の選択(1キーの列〜5キーの列)で、拗音母候補をピックアップする
  4. 拗音子と拗音母の組み合わせから取捨選択して、拗音が出力される

ということをやっています。具体的には[X]キーと[L]キーを同時打鍵した場合、

  1. [L]キーの打鍵で、拗音子候補として「し」「じ」「り」をピックアップ
  2. [X]キーの打鍵で下段が選択されたことから、拗音子は「じ」に決定
  3. [X]キーの打鍵で2の列が選択されたことから、拗音母として「ぅゅ」をピックアップ
  4. 「じぅ」という拗音は存在しないので、「じゅ」を出力

という流れで「じゅ」が入力されます。右手側のキーが持つ3つのカナが、左手側の3段×5列で構成された格子フィルタを通して、1組の拗音として出力される、みたいな。

改めて、蜂蜜化とは

親指シフトの特性を活かした、文字キーの左右同時打鍵による拗音拡張を、蜂蜜化と呼びます。これが正当な説明です。

8つの拗音母候補×3つの拗音子候補から、マトリックスフィルタで1組の拗音を出力する。だから 8×3 で蜂蜜と呼称する、としてもいいですね。

サイトの説明は、また週末にでも修正します。

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2012年05月20日

親指シフト各配列は蜂蜜化できるのだろうか

小梅配列以外の親指シフト各配列は、同じように蜂蜜化できるのか。ずっと抱えてきた素朴な疑問を、ようやく検証します。

まずは、固有名詞がないと何かと不便なので、便宜的に用語を定義します。

拗音子
ようおんし
拗音の1字目を構成する子音
頭子音
いうヴきぎくぐしじちぢつづてでとどにひびぴふぶみり
計25字
拗音母
ようおんぼ
拗音の2字目を構成する母音
捨て仮名
ぁぃぅぇぉゃゅょゎ
計9字

蜂蜜小梅配列 2.5.0 版と同じルールで各配列を蜂蜜化するとしたら、拗音子が左右どちらか片方に集中している方が、定義の衝突を防げて都合が良いと言えます。各配列の拗音子の分布を調べます。

拗音子の分布

蜂蜜小梅配列
・・◎・・|・◎◎●・・・   ● 3種類× 3キー
 ・・・・・|・・●●◎○・   ◎ 2種類× 6キー
  ・・◎・○|○○・◎・・   ○ 1種類× 4キー
                    計13キー(左5字 右20字)
Nicola配列
・・○・・|・●◎◎○・・   ● 3種類× 1キー
 ◎◎◎・・|○◎◎○・・・   ◎ 2種類× 9キー
  ・◎・◎・|・・・・・・   ○ 1種類× 4キー
                    計14キー(左11字 右14字)
Tron配列 2005-1011
◎・・・・|◎・◎・・・・   ● 3種類× 2キー
 ・◎・◎◎|・●◎●・・・   ◎ 2種類× 8キー
  ○○○・・|・◎・・・・   ○ 1種類× 3キー
                    計13キー(左13字 右14字)
かえであすか配列
・・○○・|・・○○・・・   ● 3種類× 1キー
 ○○○◎◎|・○○○○・・   ◎ 2種類× 4キー
  ○◎○●◎|・・○・・・   ○ 1種類×14キー
                    計19キー(左18字 右7字)
さら配列 20070501
・●○○・|・・○・○◎・   ● 3種類× 2キー
 ・○◎・・|・・○○○・・   ◎ 2種類× 4キー
  ・○◎●・|・・◎○○・   ○ 1種類×11キー
                    計17キー(左14字 右11字)
鶯配列
・・・◎・・|・○・◎○・   ● 3種類× 0キー
 ・○◎・・・|・○◎○◎○   ◎ 2種類× 8キー
  ○・・○・・|・○◎◎◎   ○ 1種類× 9キー
                    計17キー(左7字 右18字)

分散は予想以上

拗音対策とは無縁の Nicola や Tron は、拗音子がほぼ左右均等に割れていて、蜂蜜小梅配列と同じやり方で清濁拗同置にすることは困難と思われます。

清濁分置の配列は、「きぎ/くぐ/しじ/ちぢ/つづ/てで/とど/ひび/ふぶ」の清濁ペアが異なるキーに分かれて、拗音子が散らばっています。

結果として、蜂蜜化は小梅配列にのみ有効な手法であると言えそうです。小梅配列は文字キー同時打鍵による拗音対策を視野に入れて開発してきたわけではありませんが、もしかしたら現在の姿になるべくしてなったのかもしれません。

蜂蜜かえであすか配列の[V]キーと同時打鍵する拡張定義

蛇足ながら、かえであすか配列で拗音子が3つ配字されている唯一のキーである[V]キーを蜂蜜化すると、下図のようになります。

蜂蜜かえであすか配列の[V]キーと同時打鍵する拡張定義

蜂蜜かえであすか配列は「やまぶき/やまぶきR」で実装可能ですから、連続シフトの親指シフト+文字キー同時打鍵という、誰も知らなかった世界が堪能できますね。

posted by 141F at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | oyayubi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

蜂蜜小梅配列 2.5.0 版です。

2.0.0 版の公開から半月あまりしか経っていませんが、拡張定義を一新した蜂蜜小梅配列 2.5.0 版を公開します。最新版の特徴は以下の3点です。

  1. 「清濁同置の親指シフト」の配字ルールを文字キーの同時打鍵に応用した、覚えやすく忘れにくい、ユニークかつシンプルな拗音拡張ルール《片手清濁拗同置》を採用
  2. 最大3キーの同時打鍵を解消し、拗音拡張は文字キーの左右同時打鍵で入力
  3. DvorakJ に加えて、やまぶき/やまぶきR でも実装可能

蜂蜜小梅配列 2.5.0 版 配列定義

拗音拡張も含めた配列定義の全貌が、一部には例外もありますが、親指シフトの配列図プラスアルファで俯瞰できてしまいます。そんな驚きをバージョンの数値インフレに込めて、2.5.0 版と呼称します。

関連記事

蜂蜜小梅配列<清濁拗同置のハイブリッド同時打鍵>  
拡張定義も覚えやすく忘れにくい「蜂蜜小梅配列」
2.5.0 版
初版 2012-05-03 , 更新 2012-05-20
蜂蜜小梅配列 2.0.0 版を小改良
2012-05-11
蜂蜜小梅配列 2.0.0 版です。
2012-05-03
小梅配列<その先の親指シフト>
普通のキーボードで親指シフト「小梅配列」
最終版 1.4.1 版
初版 2006-03-10 , 更新 2012-05-03
小梅配列 1.4.2 版を小改良。
2012-01-05
甘くて酸っぱい蜂蜜小梅。
2011-12-10
小梅配列 1.4.2 版です。
2011-12-09
小梅配列 1.4.1 版です。
2011-11-02
小梅配列 1.4.0 版です。
2011-10-15
小梅配列 1.3.5 版です。
2010-12-10
小梅配列 1.3.4 版です。
2009-09-01
小梅配列 1.3.3 版です。
2009-05-03
小梅配列 1.3.2 版です。
2008-10-04
小梅配列 1.3.1 版です。
2008-02-12
その先の親指シフト、小梅配列 1.3.0 版です。
2007-10-28
posted by 141F at 01:41| Comment(0) | TrackBack(2) | oyayubi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月18日

拗音の入力方法をもう一度考える(4)

宿題としていた、左手側のカナが絡む拗音を考えます。まずは前回の記事の訂正から。

[M]キーと同時打鍵する拡張定義

[M]キーと同時打鍵する拡張定義

新しいルールでは、下段に配置するのは「他手シフトに絡む拗音」であって、「濁音が絡む拗音」ではありません。よって、この図の下段に「ヴぇ〜ヴぃ」を並べたのは間違いです。

間違いなんですが、左手側に置いたカナが絡む拗音をどうするかを考えた結果、「ヴぁヴぃヴゅヴぇヴぉ」はこのまま[M]に置くのが妥当と判断します。

左手側のカナに関連する拡張定義

残る左手側のカナ「て」「で」「ふ」「ぶ」は、[C]キーの鏡置となる[,]キー案を捨てて、[H]キーに持ってきます。「ティー」や「ディーゼル」、「フュージョン」等の「ー」(音引き)との連接を重視しました。

左手側のカナに関連する拡張定義

本日はどこまで?

蜂蜜小梅配列の次版は、拡張定義を左右2つの文字キー同時打鍵で入力できるように変わります。打ちづらかった

  • 最大3キーの同時打鍵を解消した
  • 同手の文字キー同時打鍵を解消した(注)

ことから、DvorakJ のほか、やまぶき/やまぶきR でも実装できるようになります。

注)裏拡張と呼んでいる「あり」や「ません」等は、同手の文字キー同時打鍵で残ります。

蜂蜜小梅配列というネーミングは、

  • 8種類の拗音文字を最大3キーの同時打鍵で入力する小梅配列 ⇒ 八・三つ・小梅配列 ⇒ 蜂蜜小梅配列

という流れから生まれているので、最大3キーの同時打鍵がなくなってしまうと「蜂蜜」とは呼べなくなってしまいます。が、

  • 8種類の拗音文字を2キー同時打鍵で入力する小梅配列 ⇒ 八・二・小梅配列 ⇒ハニー小梅配列⇒ 蜂蜜小梅配列

ということで今後もよろしく(笑)。

現在は評価中

配列自体を評価するというよりも、意図したとおりに実装できているかを確認している感じですね。親指シフト系配列の評価打鍵は、ややもすると人柱というか人身御供みたいになってしまいますが、蜂蜜小梅配列は身体へのダメージがほとんど感じられないので。ずっと憧れていた「さらに安全な日本語配列」に、ようやくたどり着けたのかな? ホントに?

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2012-05-16
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2012-05-13
拗音の入力方法をもう一度考える
2012-05-07
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2012年05月16日

拗音の入力方法をもう一度考える(3)

そう言えば、小梅配列は「清濁同置の親指シフト」を採用した日本語配列でしたね。うっかり忘れてました(笑)。

そのことを踏まえつつ、今日も蜂蜜小梅配列の拡張定義について考えます。克服すべき課題は以下の3つ。

  • qwerty ローマ字で3ストローク以内の拗音は、蜂蜜小梅配列でも拡張定義で打てるようにしたい。
  • 出現率はたった 0.02% とはいえ、打ちづらい3キー同時打鍵を使わずに済む方法はないだろうか。
  • 拡張定義も覚えやすくて忘れにくいようにしたい。

清濁同置の親指シフト

清濁同置の親指シフトとはどういうものか、改めて整理します。

いわゆる「親指シフト」とは、左右2つの[親指]キーをシフトキーとして用いることで、1つのキーに割り当てた3つのカナを打ち分けるシフト方式のことを示します。

[親指]キーを1つだけシフトキーとして用いる「親指1シフト」もありますが、割愛します。Nicola に代表される「親指2シフト」方式を、本稿では「親指シフト」と呼びます。

「清濁同置の親指シフト」とは、

  • 濁音を持つ清音
  • その濁音
  • 濁音を持たない清音

という3つのカナを1つのキーに割り当てて、左右2つの[親指]キーでこれを打ち分ける日本語配列を示します。

例えば小梅配列の[L]キーには、

[L]キーの基本定義

  • 濁音「じ」を持つ清音「し」
  • その濁音「じ」
  • 濁音を持たない清音「り」

と、清濁ペア+清音の3つのカナが割り当てられています。これを

無シフトで[L]を打鍵
「し」を入力
他手シフト(左シフト)で[L]を打鍵
「じ」を入力
同手シフト(右シフト)で[L]を打鍵
「り」を入力

という具合に打ち分けます。

「し」「じ」「り」が絡む拗音一覧

これら3つのカナ、「し」「じ」「り」が絡む拗音をピックアップします。


ぁゃ ぅゅ ぉょ
しゃ
しゅ しぇ しょ
じゃ
じゅ じぇ じょ
りゃ
りゅ
りょ

4列×3段で12種類を打ち分けることが、[L]キーに絡む拗音入力の必要条件となります。

ここで、先ほど[L]キーのカナ配置に使った図をズームアウトします。

[L]キーの基本定義 全体図

左手側に5列×3段のスペースが空いています!

[L]キーと同時打鍵する拡張定義

[L]キーと同時打鍵する拡張定義を、左手側に当てはめます。

[L]キーと同時打鍵する拡張定義

この拡張定義のルールを表にすると、


ぇ列 ぅゅ列 ぉょ列 ぁゃ列 ぃ列
上段=同手シフト
りゅ りょ りゃ
ホーム段=無シフト しぇ しゅ しょ しゃ
下段=他手シフト じぇ じゅ じょ じゃ

となって、「清濁同置の親指シフト」に慣れ親しんだ頭には、実に単純明快に映ります。

[O]キーと同時打鍵する拡張定義

同様に「に」「づ」「つ」が同居する[O]キーの拡張定義は、このようになります。

[O]キーと同時打鍵する拡張定義

[K]キーと同時打鍵する拡張定義

「い」「ぐ」「く」が同居する[K]キーには、「い」が絡む拗音は存在しません。

[K]キーと同時打鍵する拡張定義

[左親指]キーを含む3キー同時打鍵で、「くゎ」「ぐゎ」を入力するのもありかと。

[K]キーと同時打鍵する拡張定義 その2

[M]キーと同時打鍵する拡張定義

やりたくてもできなかった「う」が絡む拗音も、このルールでは以下のように定義できます。

[M]キーと同時打鍵する拡張定義

本日はここまで

「清濁同置の親指シフト」と「文字キーの同時打鍵」のコラボレートだからこそ成立する、これぞまさに「片手清濁拗同置」です。

残る課題は、左手側の「て」「で」「ふ」のカナ3つ。簡単明瞭で、かつ定義がバッティングしないルール作りを、このお題で最後の宿題とします。

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拗音の入力方法をもう一度考える
2012-05-07
posted by 141F at 02:39| Comment(0) | TrackBack(1) | oyayubi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月13日

拗音の入力方法をもう一度考える(2)

今日も蜂蜜小梅配列の拡張定義について考えます。克服すべき課題は以下の3つ。

  • qwerty ローマ字で3ストローク以内の拗音は、蜂蜜小梅配列でも拡張定義で打てるようにしたい。
  • 出現率はたった 0.02% とはいえ、打ちづらい3キー同時打鍵を使わずに済む方法はないだろうか。
  • 拡張定義も覚えやすくて忘れにくい。

清濁拗同置は手法の1つであって、それ自体が目的≒ゴールではありません。「覚えやすく忘れにくい」ことを目指す上で最も大事なことは、配字ルールがシンプルなこと。特にダブルスタンダードは、やっぱり、あってはならないと思うのです。

蜂蜜小梅配列の基本定義

蜂蜜小梅配列 基本定義

拡張定義で入力したい拗音一覧


ぁゃ ぅゅ ぉょ

うぃ
うぇ うぉ
ヴぁ ヴぃ ヴゅ ヴぇ ヴぉ
きゃ
きゅ きぇ きょ
ぎゃ
ぎゅ ぎぇ ぎょ
くぁ くぃ
くぇ くぉ くゎ
ぐぁ ぐぃ
ぐぇ ぐぉ ぐゎ
しゃ
しゅ しぇ しょ
じゃ
じゅ じぇ じょ
ちゃ
ちゅ ちぇ ちょ
ぢゃ
ぢゅ ぢぇ ぢょ
つぁ つぃ
つぇ つぉ

てぃ てゅ



でぃ でゅ




とぅ




どぅ


にゃ
にゅ
にょ
ひゃ
ひゅ
ひょ
びゃ
びゅ
びょ
ぴゃ
ぴゅ
ぴょ
みゃ
みゅ
みょ
りゃ
りゅ
りょ

拗音を構成するカナをマークアップ

先ほどの基本定義に、ターゲットをマークアップします。

ターゲットを強調表示

以上を踏まえて、試案その3はこんな風にまとまりました。

拡張定義 試案その3

拡張定義 試案その3

「きゃ」や「じょ」、「りゅ」など、「ゃゅょ」が絡む定義は現行の 2.0.0 版のまま。「きしちにひぴみり」を右手側に、清濁の「ゃゅょ」を左手側に集めています。

「ゎぁぃぅぇぉ」が絡む定義は、「ゎぁぃぅ(ゅ)ぇぉ」を右手側に、対となる「うヴくしちつてとふ」を左手側に集めました。「うくしちつと」と「ゎ」を左右鏡置にしたのがこの案のミソです。

「ぅゅ」は定義の衝突を避けると[,]か[O]の二択となるので、左手側と同じ薬指を使う[O]へ配置。

入力例
  • F+I → きゃ
  • C+L → じょ
  • S+: → ぴゅ
  • V+N → うぉ
  • S+M → しぇ
  • D+J → くぁ
  • D+Y → くゎ
  • W+H → つぃ
  • E+O+右親指 → でゅ
  • A+O → とぅ

本日はここまで

定義がダブらないという最低ラインは満たせたようですが、最大3キーの同時打鍵は解消できませんでした。また、左右鏡置の打鍵感がいかなるものかは、実際に試していないので現時点では不明です。

引き続き宿題とします。

関連記事

拗音の入力方法をもう一度考える
2012-05-07
【ネタ】清濁鏡置という考え方。
2007-11-23
posted by 141F at 00:51| Comment(0) | TrackBack(1) | oyayubi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月11日

蜂蜜小梅配列 2.0.0 版を小改良

同じ[X]に配置した、出現数214の「ゆ」と同458の「ほ」を入れ替えて、「ほ」を無シフトに出します。「ゆ」を無シフトに出しておく理由は何もなく、単純にケアレスミスの訂正です。申し訳ありません。版は更新しません。

これによって実質打鍵数が若干減ります。


実質打鍵数
keys Nicola比 小梅比 新下駄比 qwerty比
Nicola 143,825 100.0% 105.0% 112.6% 81.4%
小梅配列 136,990 95.2% 100.0% 107.3% 77.5%
蜂蜜小梅配列 133,452 92.8% 97.4% 104.5% 75.5%
新下駄配列 127,692 88.8% 93.2% 100.0% 72.3%
qwertyローマ字 176,678 122.8% 129.0% 138.3% 100.0%

打鍵効率は「実質打鍵数/入力文字数」で、1字を入力するのに何打鍵が必要かを示します。


打鍵効率 (keys/字)
Nicola 1.422
小梅配列 1.354
蜂蜜小梅配列 1.319
新下駄配列 1.262
qwertyローマ字 1.747

打鍵効率は、qwertyローマ字と実質打鍵数を比較する エントリーでの計算に間違いがありました。当該記事も訂正しておきます。

蜂蜜小梅配列 2.0.0 版 配列定義

同時に打鍵する配列


/*
 * 蜂蜜小梅配列 2.0.0 版
 * http://homepage2.nifty.com/61degc/reports/83koume/
 * http://61degc.seesaa.net/
 */

-option-input[
    {スペース} | -space
    {変換}     | -henkan
    {シフト}   | -shift
]

/* 基本定義 */

[
1|2|3|4|5|6|7|8|9|0|−  |^   |¥
。|な|て|せ|そ|・|お|の|に|,|、  |() |
こ|た|か|る|は|ー|ん|い|し|と|{BS}|{ESC}|
.|ほ|よ|ろ|や|っ|う|す|ら|え|_  |
]



{スペース}[
?|/|〜|「|」|&|’|<|>|+|=|〜|@@@
ぺ|け|も|…|ゎ|ゑ|び|ぎ|づ|」|゛|゜|
め|を|ま|さ|ゃ|ぃ|ぁ|ぐ|じ|ど|ぴ|*|
ゅ|ゆ|ふ|ょ|ぅ|ぉ|ぇ|ず|ぢ|べ|!|
{space}|
]



{変換}[
!|”|#|$|%|[|]|(|)|{|}|〜|
ぱ|げ|で|ぜ|ぞ|ゐ|ひ|き|つ|「|(){ENTER}{←}|{|
ご|だ|が|ざ|ば|む|れ|く|り|わ|ぬ|}|
ぽ|ぼ|ぶ|ぷ|ヴ|み|あ|ね|ち|へ|?|
{変換}|
]



{シフト}[
!|”|#|$|%|&|’|<|>|^|=|‘||
Q|W|E|R|T|Y|U|I|O|P|@|[|
A|S|D|F|G|H|J|K|L|;|:|]|
Z|X|C|V|B|N|M|,|.|/|_|
]

/* 拡張定義 */

/* [F]と同時打鍵 */
-21[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |ひゃ|きゃ|にゃ|    |    |
    |    |    |    |    |    |    |りゃ|しゃ|    |ぴゃ|
    |    |    |    |    |みゃ|    |    |ちゃ|    |    |
]


/* [V]と同時打鍵 */
-2f[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |びゃ|ぎゃ|    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |じゃ|    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |ぢゃ|    |    |
]

/* [S]と同時打鍵 */
-1f[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |てゅ|    |    |    |ひゅ|きゅ|にゅ|    |    |
    |    |    |    |    |    |    |りゅ|しゅ|    |ぴゅ|
    |    |ふゅ|    |    |みゅ|    |    |ちゅ|    |    |
]

/* [右S]と同時打鍵 */
{変換}-1f[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |でゅ|    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
]

/* [X]と同時打鍵 */
-2D[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |びゅ|ぎゅ|    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |じゅ|    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |ぢゅ|    |    |
]

/* [D]と同時打鍵 */
-20[
    |    |    |      |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |      |    |    |ひょ|きょ|にょ|    |    |
    |    |    |ません|    |    |    |りょ|しょ|    |ぴょ|
    |    |    |      |    |みょ|    |    |ちょ|    |    |
]


/* [C]と同時打鍵 */
-2E[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |びょ|ぎょ|    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |じょ|    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |ぢょ|    |    |
]


/* [K]と同時打鍵 */
-25[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |くれ|    |あり|    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
]

/* [J]と同時打鍵 */
-24[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |つぁ|    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |ふぁ|    |    |    |    |    |    |    |    |
]

/* [右J]と同時打鍵 */
{変換}-24[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |ヴぁ|    |    |    |    |    |    |
]

/* [H]と同時打鍵 */
-23[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |てぃ|    |    |    |    |    |つぃ|    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |しぃ|    |    |
    |    |ふぃ|    |    |    |    |    |    |    |    |
]

/* [右H]と同時打鍵 */
{変換}-23[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |でぃ|    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |ヴぃ|    |    |    |    |    |    |
]

/* [B]と同時打鍵 */
-30[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |とぅ|    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
]

/* [左B]と同時打鍵 */
-space-30[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |どぅ|    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
]

/* [M]と同時打鍵 */
-32[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |つぇ|    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |しぇ|    |    |
    |    |ふぇ|    |    |    |    |    |ちぇ|    |    |
]

/* [右M]と同時打鍵 */
{変換}-32[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |ヴぇ|    |    |    |    |    |    |
]

/* [左M]と同時打鍵 */
-space-32[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |じぇ|    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |ぢぇ|    |    |
]

/* [N]と同時打鍵 */
-31[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |つぉ|    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |ふぉ|    |    |    |    |    |    |    |    |
]

/* [右N]と同時打鍵 */
{変換}-31[
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |    |
    |    |    |    |ヴぉ|    |    |    |    |    |    |
]

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2012年05月07日

拗音の入力方法をもう一度考える

2.0.0 版を出したばかりで、小出しにするなと怒られそうですが、一区切りがついてホッとすると頭が切り替わるのか、新たな疑問が浮かび上がってきたりします。またしばし、お付き合いください。

  • qwerty ローマ字で3ストローク以内の拗音は、蜂蜜小梅配列でも拡張定義で打てるようにしたい。
  • 出現率はたった 0.02% とはいえ、打ちづらい3キー同時打鍵を使わずに済む方法はないだろうか。

この2つの命題を満たす答えは、おそらく「片手清濁拗同置」にあると思われます。

拡張定義で入力したい拗音一覧

行↓が1文字目、列→が2文字目の表にまとめます。



うぃ
うぇ うぉ



ヴぁ ヴぃ
ヴぇ ヴぉ
ヴゅ




きぇ
きゃ きゅ きょ



ぎぇ
ぎゃ ぎゅ ぎょ
くぁ くぃ
くぇ くぉ


くゎ
ぐぁ ぐぃ
ぐぇ ぐぉ


ぐゎ



しぇ
しゃ しゅ しょ



じぇ
じゃ じゅ じょ



ちぇ
ちゃ ちゅ ちょ



ぢぇ
ぢゃ ぢゅ ぢょ
つぁ つぃ
つぇ つぉ




てぃ



てゅ


でぃ



でゅ



とぅ







どぅ










にゃ にゅ にょ





ひゃ ひゅ ひょ





びゃ びゅ びょ





ぴゃ ぴゅ ぴょ





みゃ みゅ みょ





りゃ りゅ りょ

この表をちょっと圧縮します。


ぁゃ ぅゅ ぉょ

うぃ
うぇ うぉ
ヴぁ ヴぃ ヴゅ ヴぇ ヴぉ
きゃ
きゅ きぇ きょ
ぎゃ
ぎゅ ぎぇ ぎょ
くぁ くぃ
くぇ くぉ くゎ
ぐぁ ぐぃ
ぐぇ ぐぉ ぐゎ
しゃ
しゅ しぇ しょ
じゃ
じゅ じぇ じょ
ちゃ
ちゅ ちぇ ちょ
ぢゃ
ぢゅ ぢぇ ぢょ
つぁ つぃ
つぇ つぉ

てぃ てゅ



でぃ でゅ




とぅ




どぅ


にゃ
にゅ
にょ
ひゃ
ひゅ
ひょ
びゃ
びゅ
びょ
ぴゃ
ぴゅ
ぴょ
みゃ
みゅ
みょ
りゃ
りゅ
りょ

これを片手清濁拗同置に落とし込みます。

拡張定義 試案その1

拡張定義 試案その1

母音側が左右対称で分かりやすそうに見えますが、例えば「ふゅ」と「じょ」の定義が同じ[CL]だったりして、要件を満たしません。

拡張定義 試案その2

拡張定義 試案その2

左右をまとめてみましたが、清濁拗同置と呼ぶには例外だらけで、とっさに使い分けられる気がしません。

本日はここまで

妙案がないものか、宿題とします。

posted by 141F at 01:31| Comment(0) | TrackBack(1) | oyayubi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

qwertyローマ字と実質打鍵数を比較する

実質打鍵数の比較に qwerty ローマ字配列を追加しました。例によって 10万字サンプル を用いて紐解きます。対象としたのはカナと句読点及び長音の合計 101,156 字で、「。、ー」以外の記号や英数字は割愛しています。

名目打鍵数と実質打鍵数

まずは打鍵数という用語を、次の2種類に分けて定義します。

名目打鍵数
シフトの打鍵を含まない、見かけ上の打鍵数
文字の入力キーの打鍵数
Nicola が定義する打鍵数
単位はストローク
実質打鍵数
シフトの打鍵を含んだ、全ての打鍵数
文字の入力キーの打鍵数+シフトを行う機能キーの打鍵数
アンチ Nicola が定義する打鍵数
単位はキー

同時打鍵が発生しない qwerty ローマ字では、名目打鍵数と実質打鍵数が一致します。


名目打鍵数
strokes Nicola比 小梅比 新下駄比 qwerty比
Nicola 101,156 100.0% 100.0% 102.6% 57.3%
小梅配列 101,156 100.0% 100.0% 102.6% 57.3%
蜂蜜小梅配列 98,639 97.5% 97.5% 100.0% 55.8%
新下駄配列 98,637 97.5% 97.5% 100.0% 55.8%
qwertyローマ字 176,678 174.6% 174.6% 179.1% 100.0%

実質打鍵数
keys Nicola比 小梅比 新下駄比 qwerty比
Nicola 143,825 100.0% 105.0% 112.6% 81.4%
小梅配列 136,990 95.2% 100.0% 107.3% 77.5%
蜂蜜小梅配列 133,696 93.0% 97.6% 104.7% 75.7%
新下駄配列 127,692 88.8% 93.2% 100.0% 72.3%
qwertyローマ字 176,678 122.8% 129.0% 138.3% 100.0%

打鍵効率は「実質打鍵数/入力文字数」で、1字を入力するのに何打鍵が必要かを示します。


打鍵効率 (keys/字)
Nicola 1.422
小梅配列 1.354
蜂蜜小梅配列 1.321
新下駄配列 1.262
qwertyローマ字 1.747

左右別の打鍵頻度グラフ

以下のグラフは実質打鍵数をベースに作成しています。必要に応じて、親指キーを「特別扱いするケース」と「特別扱いしないケース」を併記しています。「親指キーを特別扱いする」とは、親指キーを除外したり、親指キーだけ除算の分母が異なったりすることを示します。親指キーを使用しない新下駄配列と qwerty ローマ字配列では、双方の値が一致します。

親指キーの特別扱いあり

左右別の打鍵頻度グラフ(親指キーの特別扱いあり)

親指キーの特別扱いなし

左右別の打鍵頻度グラフ(親指キーの特別扱いなし)

左右指別の打鍵頻度グラフ

親指キーの特別扱いあり

左右指別の打鍵頻度グラフ(親指キーの特別扱いあり)

親指キーの特別扱いなし

左右指別の打鍵頻度グラフ(親指キーの特別扱いなし)

上下段別の打鍵頻度グラフ

親指キーの特別扱いあり

上下段別の打鍵頻度グラフ(親指キーの特別扱いあり)

親指キーの特別扱いなし

上下段別の打鍵頻度グラフ(親指キーの特別扱いなし)

シフト頻度グラフ

シフト頻度グラフ

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10万字サンプルで眺める qwerty ローマ字。
2007-06-25
posted by 141F at 01:53| Comment(0) | TrackBack(0) | oyayubi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする