2005年12月18日

逢魔が時

散歩の帰りに、ロシアンブルーの子ネコに出会いました。生後5カ月ぐらいの女の子は、ガリガリに痩せてて背中を撫でると肋骨がゴリゴリ。右目には目ヤニも少し。人懐こいので生粋のノラネコではなさそうです。おそらく捨てられてしまったのでしょう。人の顔を見て啼いて、一生懸命にスリスリして、立ち上がって甘えて、肩に乗ってゴロゴロ言って、可愛いすぎだってば !!

ロシアンブルーの子ネコ

白キジの雄ネコが近付いてきたら、人の足の間に隠れながらも一丁前に威嚇します。ネコと同居しているという散歩中の雑種犬に挨拶しに行ったり、同じく散歩中のゴールデンレトリバーにいじめられたり、大胆なのかバカなのかはともかく、物怖じしない性格も好みです。

「ど、どうする?」と、相方といつしかそんな話になっています。明日の冷え込みは厳しいし。ここでの選択肢は3つ。

  • 連れて帰って、林檎♥ と一緒に飼う。
  • 連れて帰って、里親を探す。
  • このまま放置する。

オダギリジョー並みの究極の選択です。「お前はどうしたいの?」と訊いたら肩の上に乗ってきたので、とりあえず連れて帰ります。肩にネコを乗せて歩くのは、なかなか新鮮な経験です。ゴロゴロ言わす声を間近に楽しみながらゆっくりと歩いて、車通りの多い道に出たら、驚いたのかウンチをお漏らし。けっこう毛だらけ、ネコ灰だらけ、ヲイラのコートは糞だらけ(泣)。臭くなかったのがせめてもの救いかな。

思考が一気にネガティヴに切り替わります。経済的なこととか、帰省が大変そうだとかの人間側の都合もあるし、左足の踵の傷は治るだろうかとか、林檎♥ と仲良くできるかという心配もあります。同じく♀同士で くっきいはモグを許さなかった前例 もあるし。そもそも、林檎♥ は FUS の治療中で、ストレスで症状が悪化するかもしれないし…。

彼女を元いた場所に戻します。変わらず愛想を振りまく姿に、辛さがいっそう募ります。

ごめんね、キミを連れて帰れないや。

そう囁いて、誰かいい人に巡り合うことを願いながら家路に付きました。もしもあのまま連れ帰っていたなら、あの娘にはどんな名前を付けていたのやら。青くて、灰色で、ロシアで、食べ物シリーズで…。

posted by 141F at 03:18| Comment(0) | TrackBack(0) | cat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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