2009年02月12日

右人差指の前後の打鍵を分解する。

ものはついでで、右手人差指の前後の打鍵を分解します。

小梅配列 1.3.2 版は右手人差指に「う」、「ん」と高頻度なカナが2つあって、さらに「ん」は「っ」や「ー」と同様にどんなカナにも結び付きます。パッと見渡して「うん」「おん」「みん」「ひん」「びん」「うっ」「おっ」「みっ」「れっ」「ひっ」「びっ」「おれ」「うれ」「おう」「おー」「うー」「れー」「みー」「ひー」「びー」等々、同指異鍵となる 2-gram がいろいろ押し込まれていることが見て取れます。小梅配列の右手人差指はもしかして、とっても忙しく働かされているんでしょうか。これを確認するのが本稿の主旨です。

本稿の計算は「右手一つ右ずらし」に対応していないので、さら配列のデータは正しくありません。

絶対値での比較。

絶対値
全体で100打鍵した時、該当する打鍵がどれくらい発生したかを示す。
各レコードの合計は、右人差指の打鍵率に等しい。

右人差指・前の打鍵・絶対値

前の打鍵は「どの指から右人差指に来たか」を、次の打鍵は「右人差指からどの指へ行くか」を分解したグラフです。

右人差指・次の打鍵・絶対値

右手人差指の打鍵が連続することを最も嫌っているのが小梅配列 1.3.2 版でした。我ながら意外です。

相対値での比較。

相対値
右人差指を100打鍵した時、該当する打鍵がどれくらい発生したかを示す。
各レコードの合計は100%。

右人差指・前の打鍵・相対値

右人差指・次の打鍵・相対値

相対値ではさらに分かりやすいですね。人差指の器用さや素早さを活かしたカナ配置 という表現は、これらのデータを見る限り、右手側では矛盾してしまいます。

右人差指前後の打鍵と同手跳躍。

前回と同様に、右人差指の前後の打鍵が同手跳躍となる場合の数値を抽出しました。左手側は同手跳躍にはなりえませんから、この表では対象外となります。分子がかなり小さいので、比率ではなく発生数で示します。


前の打鍵 次の打鍵
右差 右中 右薬 右小 右差 右中 右薬 右小
小梅 1.3.2 214 256 147 83 214 576 443 122
小梅 1.3.1 214 256 147 82 214 575 441 122
小梅 1.3.0 201 243 136 85 201 648 465 136
小梅 1.23 126 155 184 95 126 212 148 35
小梅 1.22 124 210 119 165 126 187 158 239
小梅 1.21 128 174 302 128 128 322 305 281
小梅 1.11 170 257 207 131 181 207 296 235
Nicola 210 127 171 254 208 215 114 16
Tron 2005-1011 211 229 391 402 240 186 200 400
かえであすか 30 322 178 158 30 361 320 122
飛鳥 21C-368 18 246 217 96 18 288 277 53
飛鳥 21C-341 117 333 202 95 117 376 358 125
飛鳥 21C-333 24 323 180 126 24 361 318 95
飛鳥 21C-290 23 321 176 120 23 361 321 86
さら 20070501 - - - - - - - -
蜂鳥 X-001 65 234 168 29 65 504 256 84
翡翠 A003 146 338 78 63 145 216 181 53
翡翠 S009 77 390 68 48 78 137 113 104

10万字サンプルの分母は104,357で、104,357分の214は0.21%に相当します。小梅配列は右手人差指の同指連打が最少レベルなのに、同指跳躍(≠同手跳躍)が Nicola や Tron と並んで最多レベルとなっています。人差指の器用さや素早さを活かしたカナ配置 という表現は、やっぱり右手側でも有効だと言えそうです(汗)。

関連記事

左人差指の前後の打鍵を分解する。
2009-01-31

2009-02-14 追記。

計算ミスが見つかったため、正しい数値のグラフに差し替えました。差し替えたのはグラフ4つで、「右人差指前後の打鍵と同手跳躍」の表はそのままです。論旨に影響はありません。

posted by 141F at 01:11| Comment(0) | TrackBack(1) | oyayubi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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右手小指の前後の打鍵を分解する。
Excerpt: もうひとつ気になる右手小指の前後の打鍵を、いつものように10万字サンプルで分解します。飛鳥配列と小梅配列は右手小指の連打が多いだろうと予想してみますが、はたしてどうでしょうか。
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