2010年02月13日

右手差指から「ね」を破門したい。(3)

翻って右手人差指を再考します。

右手人差指にマ行の「み」「む」「め」が図らずも集まってきました。ちなみに、残る「ま」と「も」は 1.3.0 版からずっと左手中指に集中しています。何故だ。

1-gram 出現頻度は め>み>む となります。頻度の高いカナほど近いキーに配置するのが定石となりますが、それがはたして正しいのかどうか、例によって10万字サンプルで検証します。


同手シフト 同指異鍵率 同手跳躍率 右差指
H M N 同指連打率 同指跳躍
絶対値 相対値 実数
1.3.4 版 5.66% 4.79% 1.25% 7.65% 272
修正案その2 5.65% 4.87% 1.14% 6.87% 244
対案 A 5.67% 4.83% 248
対案 B 5.62% 4.87% 244
対案 C 5.65% 4.82% 240

「ー」(音引き)を含めた 1-gram 頻度は め>み>ー>む で、「ー」を[H]無シフトに優先して配置する限りは、[H]のシフト側には「む」しか入れられません(*1)。「ーむ」の 2-gram 頻度も無視できないので、[H]同手シフトは今までと同じく「む」で決まりです。

*1) [Z]や[P]のように、無シフトに置いたカナ・記号よりもシフト側の方が例外的に打鍵頻度が高いキーも、小梅配列には存在します。

残る修正案その2と対案 B の二つのうち、定石に沿って「め」を「う」と同じ[M]に置くことで、「こうめはいれつ」が同指異鍵にならない対案 B を選択します(笑)。

修正案その3

「ね」「み」「め」を入れ替えます。

強調 は 1.3.4 版との差分です。

無シフト面
1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 − ^ ¥
 。 な て せ そ ・ お の に , 、 :
  こ た か  は ー  い し と BS ESC
   . ゅ ょ ろ ゃ っ う す ら え _
左シフト面
? / 〜 「  」 & ’ < > + = ‘  |
ぺ つ も ぬ ゎ ぅ び ぎ げ  」 ゛ ゜
   を ま  や ぃ  ぐ じ ど BS ESC
   ゆ ほ よ ふ ぴ ぉ ぇ ず ぢ べ !
右シフト面
! ” # $ % [ ] ( ) { } 〓 〓
ぱ づ で ぜ ぞ 〓 ひ き け 「  * ;
  ご だ が  ば む  く り わ BS ESC
   ぽ ぼ ぷ ぶ ヴ み め あ ち へ ?

〓 は未定義。

小指シフト面
! ” # $ % & ’ < > ^ = ‘ |
 Q W E R T Y U I O P @ [
  A S D  G H  K L ; : ]
   Z X C V B N M , . / _

左手小指 前後の打鍵を分解

修正案2 で左手小指に置いた「ね」の影響をグラフで確認します。

絶対値での比較。
絶対値
全体で100打鍵した時、該当する打鍵がどれくらい発生したかを示す。
各レコードの合計は、 左手小指の打鍵率に等しい。

左手小指 絶対値 直前の打鍵

左手小指 絶対値 直後の打鍵

相対値での比較。
相対値
左手小指を100打鍵した時、該当する打鍵がどれくらい発生したかを示す。
各レコードの合計は100%。

左手小指 相対値 直前の打鍵

左手小指 相対値 直後の打鍵

広がった左右差。

左手:右手の打鍵頻度バランスは 1.3.4 版から1ポイント広がって 43:57 になりました。

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posted by 141F at 00:54| Comment(0) | TrackBack(1) | oyayubi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 今回は趣向を変えて、読者の素朴な疑問に答えてみます。
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