2011年02月14日

同手シフトに必要なもの。

kouy さんの連載 左右使用率は気にしない を読んでの素朴な疑問。

新下駄配列では左右の手の使用率は考慮しません。

と言い切れる理由を次の3つから選んでください。

  1. 新下駄配列は Realforce 等の高級キーボード専用だから。
  2. 新下駄配列は親指シフトじゃないから。
  3. 新下駄配列は配列アスリートが作成しているから。

たぶん、どれも正解だと思います。だから、

手を使う動作には、利き手の器用さや力強さがが必要な動作と、そうでない動作があります。利き手が必要な動作は利き手を使う必要があります。しかし、利き手が必要でない動作では利き手にこだわる必要はありません。利き手の方がやりやすいとしても、別の事情によって利き手を使わない方がよいこともあります。

キーボードのキーを押すという動作は、指をキーの上に移動させて押すだけです。字を書く、箸を使う、マウスを操作するなどの動作に比べれば器用さも力強さも必要ありません。

キーボード入力は、利き手でなくても十分できる動作だと思います。

長く引用してしまいましたが、こんな風に書ける人が正直うらやましい。指の関節がズキズキ痛くて寝付けなかったこともあるので、親指シフト系の配列作者というのは本当に割が合わないとつくづく思います。

親指シフトの入力方法について再び日本語入力コンソーシアムから引用すると、

親指シフトでの同時打鍵の方法は一見みなれない、不自然な形態に思えるかも知れません。しかし、私達人間の指というのは、親指と他の四本の指を同時に動かし、物を掴むことができるようになっています。それは人類が猿であった時からの歴史で、手を動かすための脳の構造がそのようになっていると考えられており、このことからも親指シフトにおける親指と他の指との同時打鍵という方法は、私達にとってむしろ自然で、最も無理のない方法であるといえるでしょう。

強調は引用者による。

と、物をつかむ動作に例えられています。同手シフトはこの説明そのものですね。ここいらの因果を箇条書きにすると、

  1. 同手シフトは物をつかむ動作。
  2. 物をつかむ動作には握力が必要。
  3. 握力は利き手の方が強い(私の場合は右手が強い)。
  4. 利き手の方が同手シフトをより負担できる。
  5. 小梅配列は右手の負担度が高い配列。

ということになります。よって左右両手の負担率は、

  • ユーザ個人個人の左右の握力
  • 使用する論理配列の同手シフト頻度
  • 使用するキーボードの打鍵荷重

というパラメータに左右される、と。

逆に言えば、同手シフトを利き手側に集めることができれば、親指シフトでも左右両手の負担率を 50:50 に設定できるのかもしれません。

たぶん、続きます。

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posted by 141F at 02:03| Comment(0) | TrackBack(0) | oyayubi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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