例によって10万字サンプルで比較します。
| 配置されたカナ | 出現頻度計 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Q | P | @ | Q | P | @ | 計 | |
| 小梅 1.3.0 beta | 〓ぱ[pa]ぺ[pe] | 〓〓〓 | 〓〓〓 | 0.20% | − | − | 0.20% |
| Nicola | 〓ぁ〓 | 〓ぴ[pi]ぇ | 〓〓〓 | 0.02% | 0.05% | − | 0.08% |
| Tron 2005-1011 | らび[bi]ひ | れ〓ろ | 〓〓〓 | 2.36% | 0.46% | − | 4.22% |
| 飛鳥 21C-341 | ぴ[pi]ぷ[pu]ざ | ぶ[bu]〓ぞ | ぽ[po]ぇご | 0.42% | 0.21% | 0.56% | 1.44% |
| 飛鳥 21C-290 | 〓〓ざ | へ〓ぞ | 〓〓ご | 0.31% | 0.26% | 0.45% | 1.02% |
| さら 20061022 | じへざ | 〓ぴ[pi]〓 | 〓〓〓 | 1.73% | 0.03% | − | 1.75% |
| 蜂鳥 X-001 | ざ〓ぽ[po] | づぢ〓 | ぴ[pi]〓〓 | 0.38% | 0.08% | 0.03% | 0.49% |
〓 は未定義またはカナ以外(記号)を配置。
「飛鳥打ち」&「安物キーボード」について( ―飛鳥カナ配列☆八年目の飛翔―)
オリジナルのブログタイトルを尊重しています。
500打鍵に一回の打鍵に二打鍵分の時間が掛かったとしても、効率には殆ど関係ないわけですし。
小指が「カナ」を打つためにエイヤ!となるのは、小梅でこそ500打鍵に1回で済みますが、飛鳥 21C-341 だと70打鍵に1回の割合になります。出現率1.44%で25位の「ら」を打つのとほぼ同じ頻度で手首が踊ってしまうわけで、「殆ど関係ない」と言うには無理があるのではないかと。
ちなみに、飛鳥でキーの使用頻度が P < @ となっているのは、さすが Ray さんです。
反対に、RTYUのみならずGVBHNも含めた人差指領域で比べたら、小梅は Tron や Nicola ほどではないにせよ、打鍵頻度は飛鳥よりも確実に高くなります。
- 人差指を優先して、小指には我慢してもらう。
- 小指を優先して、人差指には我慢してもらう。
この二律背反する命題のどちらを選ぶか。手や指の形は人それぞれ。キーボードも違えば、手の置き方・打ち方、どれだけ入力するのかなんてのも人生いろいろ。ですから、どの配列が正しいとか間違っているとか、絶対的な優劣なんてものはありえません。どれが好きか。どれが自分に合うのか。相対的な尺度で、読む人に好き嫌いで選んでもらうしかないのです。
そこで配列作者に求められるのは、正しいプレゼンテーションです。ミスリードしたところで、賢明な読者は裏切りにすぐ気付きますから、自分で自分の首を絞めるだけ。普及を真剣に考えるのなら、なおのこと真摯な対応が必要だと愚考します。根拠のない断定や自分に都合のいいことばかりが書かれてあると、俺様賞味期限の不二家と似たようなクォリティじゃないかと、せっかくの読者に判断されかねません。
(中略)
Enjoy The Diffrence! 違っているから面白いんです!
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シン蜂蜜小梅配列NE

そもそも、小梅と飛鳥では「句読点を打った後、手がどういう位置にあるべきか」「句読点を打った後に、明確に拍を置くべきか」というような「基本的な設計方針そのもの」が異なっているので、今回の視点による数値比較を行っても「その配列の特徴」を表現することはできないのではないかな……と、そう感じました。
#つまりはここも「どちらが自分に合うか」に繋がっているような気がするのです。