2007年02月25日

謎がすべて解けた。

あっけないほど、すぐに結論が出ました。SDR 版は使えません。より正確に言えば、使い物になりませんでした。それは何故か。

左手の人差指が痛い! これに尽きます。

標準シフトの小梅配列では何の問題もありませんでした。清音シフトと濁音シフトを採用した SD 版も、左手の親指がかなり忙しくなりますが、指を痛めることはありませんでした。

ところが、SD 版にさらに連続シフトを付加した SDR 版を試したら、カナの配置は変えていないにも関わらず、てきめんに左手の人差指が痛み出しました。彼我の違いを生み出していたのは、他でもない連続シフトだったのです!!!

  1. 連続シフトの親指シフトは、逐次シフトの親指シフトに比べて、親指が親指キーに、より束縛される。
  2. 連続シフトの親指シフトは、逐次シフトの親指シフトに比べて、人差指の使い方が、よりシビアになる。
  3. だから飛鳥は、人差指の移動を大幅に制限した配列にならざるを得なかった。

Nicola や小梅が飛鳥の1.3〜1.6倍ぐらい左手の人差指を使い倒しても平気なのは、逐次シフトの親指シフトだからだったんです。誰それの指が強いとか弱いとか、そういう話ではありません。Tron の使用量はさすがにどうだろうと思いますが、それはまた別の話。だから飛鳥が括弧や記号を人差指に持ってきたのは、これらは連続シフトに関わりにくいので、極めて合理的な判断だと思います。さらに異論を承知で言えば、

  • 親指シフトで人差指を最大限に活用したかったら、連続シフトは使えない。
  • 連続シフトを使わないのなら、清濁分置のメリットも薄い。

と主張することも可能です。反対に、もしも小梅を連続シフト対応にしようとするなら、句読点を左右の人差指に持ってくるのもありかもしれません。

「逐次シフトの親指シフト」と「連続シフトの親指シフト」のここまでの違いに、今まで 誰一人として気付いていなかった のですから、話がかみ合うはずがありません。

もう一度言います。逐次シフトの親指シフトと、連続シフトの親指シフトは、身体的な制約から言って、近くて遠いもの、あるいは似て非なるものと言ってしまっても、いいかもしれません。同じ尺度で語るのは大きな間違いです。

あわよくば、標準シフト版と SDR 版の小梅をユーザに使い分けてもらおうなんてことも考えていましたが、今となっては無謀な試みと言うしかありません。

配列は、見ると打つでは大違いです。

小梅配列のシフトは標準が一番いい。

「清音シフト」と「濁音シフト」という考え方自体は、慣れれば特に混乱することもなく、従前の速度で打てるようになると思います。しかし、問題はやはり親指キーにありました。小梅配列で言えば、SD 版は左親指キーの使用率が標準シフトの1.5倍ぐらいになります。たった1.5倍でも、左親指が渋滞のボトルネックになってしまうんですね。左利きの人でしたら使いこなせるのかもしれませんが、私にはちょっと無理。渋滞解消を狙って連続シフトを導入したら、前述のように人差指が痛くなってしまうし…。

あらかじめ「清音シフト」と「濁音シフト」を使う前提で設計した配列ならともかく、標準シフトで作られた配列を SD 版や DS 版に流用するのは難しいと判断します。

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ラベル:親指シフト
posted by 141F at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | oyayubi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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