2007年02月26日

「弱い人差指」という表現。

%タイトル%にずっと違和感を覚えてました。配列によっては20%を越える負担をこなしたり、中指よりも多く仕事させられたりすることも少なくない人差指が、どうして弱者扱いされなければならないのか。同じ親指シフトの小梅では11%前後を担わせても特に問題がないのに、なぜ飛鳥の左手人差指は、右手小指よりも低い7〜8%の負担に甘んじなければいけないのか。ずっと不思議に思ってました。

人差指の不幸は、「隣人が親指」だったこと。親指キーの上にいつも乗っている親指に付き合わされるから、隣の人差指は自由に動き回ることができないんですね。逐次シフトでは打鍵するキーに合わせて打鍵毎に親指の位置を微調整できるのに対して、連続シフトではシフト中は親指を動かせないため、隣の人差指に無理な力が掛かってしまう。同じく親指シフトと呼ばれていても、逐次シフトと連続シフトは、指の運動面から見たら全然違う入力方式として扱うべきでした。

そして人差指は、守られるべき、か弱き存在になってしまった。

  • 本来は強いはずの人差指には、それ相応の負担をしてもらいたい。
  • 人差指はできるだけ動かしたくない。

相反する要求を満たすため、蜂鳥配列 無シフトに「い」を置くという、大胆なアプローチを見せてくれました。

長文と言えば飛鳥だった理由。

膨大な量の評価打鍵の末に生まれた と自ら言うほど、超長文の評価打鍵を何度も何度も繰り返した飛鳥配列。「毎日1万字を打鍵しても大丈夫」みたいなフレーズも、すっかり耳タコでしたね。飛鳥みたいに「長文OK!」を売りにした日本語配列を、私は寡聞にして他に知りません。なぜ大量に打鍵しても大丈夫だと、病的なまでに繰り返し繰り返し証明してみせたのか。

証明する必要があったから、証明を繰り返した。証明しなければならなかった。そう考えるのが自然です。言わば不安の裏返し。連続シフトの親指シフトの発明は、同時に「弱い人差指」というモンスターを生んでしまったのですから…。

連続シフトを試した私の左手人差指にピリッと痛みが走った瞬間、このような邪推も含めて、いろいろな想いが走馬灯のように頭の中を駆け巡りました。すべてを悟ったような気にさえなりました(笑)。

飛翔に向けて。

だからなおのこと、(不安を完全に払拭できたからこそ)普及を語り始めた 21C-341 は信じられると思ったのでした。21C-290 を安定版と呼ぶのはもう止めて、「飛鳥を始めるなら 21C-341 で」と誘導を一本化した方がよろしいかと。「弱い人差し指」を安心して使ってもらうために。

配列作者としての私。

小梅は連続シフトを採用してなくてよかったな〜と、ホッとしてみたり。志が低いんです(笑)。

posted by 141F at 04:19| Comment(0) | TrackBack(0) | oyayubi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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