一滴から始まった違和感がいつしか拭い切れなくなってきたので、冬季オリンピックが始まったタイミングで決着をつけます。蜂蜜小梅配列と小梅配列の関係性を再確認します。
一般的には「親指シフトの小梅配列」と、「拗音拡張を追加した蜂蜜小梅配列」てな感じで認識されているものと思われますが、それだけではないんです。あるいは、蜂蜜小梅配列のほか、シンプルな小梅配列もある――などと説明される場合もありますが、ちょっと待てと言いたい。
2つの日本語配列の関係性を紐解くならば、どちらも俺の、俺による、俺のための俺様配列=同じもの=です。性能や成熟度といったパラメータこそ異なりますが、蜂蜜小梅配列が「小梅配列との上位互換性」を捨てた瞬間から、2者の時間軸は継承・連続していることをまずは強調しておきます。
蜂蜜小梅配列のカナと記号が、キー別・シフト別にどの時点で確定したか、最終更新時期=最終確定時期をまとめた下図をご覧ください。赤く塗られた「5」の部分が、蜂蜜小梅配列を名乗った 2.0.0版 ⇒ 2.5.6 版の時期に進化した部分です。全部で33エリアありました。[D×K]の「を」を含めると35エリアが、小梅配列から蜂蜜マトリックス以外で成長しているのです。
キー毎に時計回りで無シフト、右シフト、左シフトを表記しています。例えば「N」キーでは、無シフト「っ」が実用版時点に確定、同様に右シフト「み」が投了版時点、左シフト「ぇ」は 最終版時点に確定しています。

蜂蜜小梅配列に脱皮する最終フェーズで何をやっていたかというと、
- 日本語配列としての安全性を高める
- 低頻度カナ対策を充実させる
- 記号の配置を見直す
- 無シフト率を高める
といった課題に、思考実験の積み重ねで対応していました。
我が輩はカエルである
関係性をオタマジャクシとカエルにたとえてみましょうか。2者は見た目も名前も異なりますが、どちらも同じ生き物(幼体と成体)なのはご存知の通り。親指シフトという沼で暮らしていた小梅配列に、いつしか蜂蜜マトリックスという手足が生えて、さらに35カ所が変態してカエルとなった蜂蜜小梅配列は、陸をピョンピョンと自由に飛び跳ねています。
未熟なオタマジャクシを他人様に推奨するというオプションは、少なくとも作成者の私にはありえません。
「だけでも」から始めよ
蜂蜜小梅配列で「だけでも」は[S右][W左][E右][D左]。
タイプアシストを使うと[WE][SD]。
これを覚える「だけでも」全然違います!



シン蜂蜜小梅配列NE
