RSSリーダーによってFeedはどのように劣化するのか、以下に掲げる9種類を対象に、先のサンプル記事 を画像化して比較検証しました。
比較対象
- IE7
- Weblog 61℃オリジナルの表示
- IEコンポーネントを使用したHeadline-Reader Liteの表示
- Firefox 2.0.0.6 + Stylish
- Weblog 61℃オリジナルの表示
- Bloglinesの表示(ユーザースタイルシート未適用)
- Bloglinesの表示(ユーザースタイルシート適用)
- Google Readerの表示(ユーザースタイルシート未適用)
- Google Readerの表示(ユーザースタイルシート適用)
- Livedoor Readerの表示(ユーザースタイルシート未適用)
- Livedoor Readerの表示(ユーザースタイルシート適用)
ユーザースタイルシートは、「Bloglines で決まり、かな?」に掲載したものを、Stylish経由でwebサービス型のRSSリーダー各種に適用します。
比較結果
画像が大きめなので、代替としてサムネイルを表示します。リンク先は等倍=最大で左右760×天地592ピクセル(サイズ14.4KB)=の画像です。
IE7 / Weblog 61℃オリジナルの表示
引用元を表示できないのはともかく、<q>要素による引用を相変わらず無視しているのが痛い。
IE7 / Headline-Reader Liteの表示
スタイルシートを適用しない、IE7のプレーンな表示に近いと思われます。Seesaaが吐き出すFeedはhtmlの構造そのままであることが、よく分かります。 「続き」の存在が不明となってしまった以外は、十分に満足できる水準です。 webサービス型のRSSリーダーは 相対パスで指定された画像の表示が困難ですが FC2ブログやYAHOOブログなど特定のブログサービスでは、絶対パスで指定した画像でも表示されなかったりしますが、アプリケーション型のRSSリーダーはブラウザと同様に何の問題もなく表示できます。このアドバンテージは、使い込むほどじわじわと効いてきます。
Firefox2 / Weblog 61℃オリジナルの表示
検証範囲に限って言えば、文句なし! アクセス解析によれば読者が使っているブラウザは未だにIE6が最多ですが、IEユーザにこそFirefoxの情報量の多さを見てほしいものです。
Firefox2 / Bloglinesの表示(ユーザースタイルシート未適用)
Bloglinesはフレームを使っていたり、テーブルレイアウトだったりして、技術的には古さを感じますが、だからこそ安定して使えるのかもしれません。<pre>要素で改行が余分に描画されています。
Firefox2 / Bloglinesの表示(ユーザースタイルシート適用)
引用部分のcite属性やtitle属性が生きていることが分かります。表組みのsummaryも削除されずに配信されていました。
Firefox2 / Google Readerの表示(ユーザースタイルシート未適用)
表組み内部の枠線が描画されないことを除けば、まずまずでしょうか。
Firefox2 / Google Readerの表示(ユーザースタイルシート適用)
引用部分のcite属性やtitle属性は削除されていました。
Firefox2 / Livedoor Readerの表示(ユーザースタイルシート未適用)
最強調<strong>と引用<blockquote>、表組みの見出し<th>以外は全滅です。表組みのborder属性が削除されて枠線が表示されなくなったばかりか、colspan属性も無視されてしまったので、表組みがとても見づらくなっています。
Firefox2 / Livedoor Readerの表示(ユーザースタイルシート適用)
見出しとキャプションが、本文と区別できません。これを「Feedの劣化」と呼ばずして何と呼びましょうか。ベータ扱いのサービスとはいえ、ちょっとひどい。英語版のfast ladderも試してみましたが、Feedの劣化という点では全く同じでした。
比較のまとめ
| ブラウザ | IE7 | Firefox2 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| RSSリーダー | − | Headline | − | Bloglines | Livedoor | ||||
| ユーザーCSS | − | − | − | 未適 | 適用 | 未適 | 適用 | 未適 | 適用 |
| 段落 <p> | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 改行 <br /> | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 強調 <em> | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
| 強調 <strong> | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 見出し <h4><h5><h6> | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
| 引用 <q> | △ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
| 引用 <blockquote> | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 引用部のcite属性 title属性 | △ | △ | ○ | △ | ○ | × | × | × | × |
| 整形済みテキスト <pre> | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| キャプション <caption> | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
| 表組みの枠線 border属性 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | △ | × | × |
| 表組みの桁 colspan属性 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
| 表組みの見出し <th> | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 「Feedの劣化」とは無関係な不適当な項目だったので削除 | |||||||||
| Feed劣化指数(△と×の数) | 2 | 2 | 0 | 2 | 0 | 2 | 2 | 7 | 7 |
おまけ) FC2ブログとYAHOOブログの 画像表示 |
○ | ○ | ○ | × | × | × | × | × | × |
「△」は、ソースに含まれているのに画面表示に反映されていない状態を示す。
だから私はFirefox + Stylish + Bloglinesを選びます。
「Feedの劣化」という観点でRSSリーダーを論じた記事が見当たらなかったので、改めてまとめてみました。どこまで許せるかは人によって違うんでしょうね、きっと。



Website 61℃

ソフトウェア側の問題ではなく、Seesaaブログの
フィードが [続き] 以降の内容を出力していない
ことが原因です。
フィード自体が劣化しているのであって、
RSSリーダーが劣化させている訳ではありません。
また、相対パスで指定された画像の表示に関しても
"アプリケーション型ができる" "webサービス型はできない"
ということではありません。
相対パスの処理を考慮されているかどうかの問題
ですのでアプリケーション型でもできないものも
ありますし、webサービス型でもできるものもあります。
Headline-Reader 作者
「続き」が表示されないのはSeesaaに限った話ではありませんが、ご指摘の通りFeedそのものに「続き」があるか否かが含まれていませんでした。
画像についても、絶対パスか相対パスかは関係ない部分で表示できたりNGだったりしていることが分かりました。
記事を修正しておきます。