2007年12月23日

同指異鍵を指別に分解する。(2)

前回掲載した絶対値だけでは同指異鍵の傾向がつかみづらいので、相対値を計算してみました。下表の数値は、

  • 【上段】絶対的な同指異鍵率 = 各指の同指異鍵発生数 / 総打鍵数
  • 【下段】相対的な同指異鍵率 = 各指の同指異鍵発生数 / 各指の打鍵数

を示します。小梅 1.3.0 版の左手小指を例にとって言い換えれば、

  • 【上段】全体で1万打鍵した時、うち29打鍵が左手小指の同指異鍵
  • 【下段】左手小指が1万打鍵に達するまで打鍵した時、うち454打鍵が左手小指の同指異鍵

ことをそれぞれ意味します。


同指異鍵計 左手側 右手側
小指 薬指 中指 人差指 人差指 中指 薬指 小指
小梅 1.3.0 5.39% 0.29% 0.29% 0.65% 0.66% 0.72% 1.27% 0.64% 0.87%
4.54% 2.46% 4.18% 5.91% 4.58% 7.49% 5.17% 8.73%
小梅 1.23 5.04% 0.22% 0.38% 0.50% 0.77% 0.86% 1.24% 0.59% 0.48%
2.78% 3.00% 3.26% 6.56% 6.18% 7.72% 4.92% 4.63%
Nicola 6.78% 0.17% 1.08% 1.18% 0.99% 1.71% 0.63% 0.88% 0.14%
2.08% 7.77% 7.31% 7.55% 10.79% 6.05% 6.69% 1.52%
Tron 2005-1011 7.78% 0.43% 0.43% 0.55% 1.65% 3.37% 0.35% 0.49% 0.52%
4.79% 4.82% 4.60% 9.37% 15.28% 3.22% 5.12% 5.13%
かえであすか 0.0 6.73% 0.11% 0.22% 0.61% 0.31% 1.35% 2.25% 1.14% 0.73%
1.93% 2.30% 4.75% 3.35% 8.69% 10.56% 7.27% 8.08%
飛鳥 21C-358 7.08% 0.08% 0.21% 1.31% 0.12% 1.28% 2.25% 1.15% 0.51%
1.44% 2.22% 8.68% 1.65% 8.28% 10.56% 7.28% 6.11%
飛鳥 21C-290 6.98% 0.15% 0.22% 0.74% 0.14% 1.45% 2.25% 1.14% 0.89%
2.41% 2.41% 5.53% 1.98% 9.25% 10.56% 7.25% 8.83%
さら 20070501 7.93% 0.46% 0.48% 0.56% 1.55% 0.13% 0.60% 0.41% 3.76%
4.66% 4.48% 4.29% 9.42% 2.89% 4.85% 3.45% 21.01%
蜂鳥 X-001 4.43% 0.15% 0.26% 0.72% 0.59% 1.07% 0.80% 0.66% 0.19%
1.92% 2.46% 4.76% 4.18% 5.90% 6.05% 5.10% 2.59%
翡翠 A003 4.51% 0.14% 0.27% 0.70% 1.33% 0.72% 0.70% 0.53% 0.12%
1.70% 2.45% 4.60% 8.85% 5.38% 4.28% 3.91% 1.62%
翡翠 S009 4.86% 0.08% 0.35% 1.15% 1.21% 0.66% 1.10% 0.21% 0.11%
1.04% 3.26% 6.33% 8.19% 5.08% 6.12% 1.91% 1.54%

さら配列の「右手側一つずらし」を考慮していません。

相対値で見ても、小指の同指異鍵が右も左も見過ごせない数値になっていますね。

小梅 1.3.0 版の左手小指

実は左手小指の数値は想定の範囲内だったりします。日本語では「この」「これ」「ここ」「こういう」「こんな」「こうして」「今年」「今日」等々、文頭が「こ」で始まる文章が頻出します。言い換えれば、句点「。」の次にコソアド副詞の「こ」が連接するケースが多くなります。そこで「こ」を に置いて、いわゆる「句読点打ち切り」効果で、実際の打鍵では同指異鍵が体感できないように仕掛けました。飛鳥の右手薬指のパクりですね(笑)。


小梅 1.3.0
の運指
回数
、こ @A 253回
うこ MA 217回
。こ QA 190回
のこ IA 150回
るこ FA 136回
とこ ;A 117回

「。こ」の連接=[QA]に仕掛けた190回がマスクされるので、句読点打ち切りを考慮した左手小指の同指異鍵は、絶対値で0.10%、相対値で1.65%と激減します。

小梅 1.3.0 版の右手小指

それに対して右手小指は、同指異鍵がむき出しになっているのが現状です。


小梅 1.3.0
の運指
回数
とい ;K 474回
とう ;M 222回
とお ;U 215回
とし ;L 167回
とは ;G 142回
と、 ;@ 134回

「と、」の134回だけでも少なくないのに、


小梅 1.3.0
の運指
回数
どう ;M 267回
ど、 ;@ 86回

加えて「ど、」の86回も、そのまま同指異鍵として体感できてしまいます。

次回に続きます。

お詫びと訂正

前回の記事 で、飛鳥 21C-358 として掲載した数値は、飛鳥 21C-356 での計算値でした。お詫びして訂正します。前回の記事中の数値は差し替え済みです。

posted by 141F at 01:53| Comment(0) | TrackBack(0) | oyayubi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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