勢い余ってスピーカーをリプレースしました。
新たな伴侶として Sonus Faber Venere 2.0 を迎え入れました。初めてのイタリアブランドです。後継の Sonetto シリーズが2018年に出ていますが、あえて Venere にこだわって探しました。
情感豊かに歌い上げる等と称される Sonus Faber は、私にとって今までずっと無縁な存在でした。一方で、同社のエントリークラスである Venere シリーズは、本国生産でないこともあって、「ソナスらしさが希薄」みたいに評されたり。
最近は試聴せずに通販で買ってばかりでしたが、情報量の少なさも相まってさすがにマッチングに不安を覚えて、今回ばかりはショップに出向いて試聴しました。結果としてドラムスの表現に魅せられて、ピアノフィニッシュの黒モデルを迎え入れることにしました。まさかの新品をバーゲンプライスで入手できて、不思議な巡り合わせに感謝感謝です。

Venere 2.0 はライラシェイプ × フロントバスレフで、私がデスクトップスピーカーに求める条件を十二分に満たして、設置性は申し分ありません。今まで使ってきた KEF iQ30 と同様、右側の棚キチキチにセッティングしました。直方体でない異形なスピーカーは、内振りに必要なデッドスペースが最小限で済むので、何かと制約が厳しいデスクトップオーディオに重宝します。
天板が強化ガラスになっていて、斜めに傾いている(前下がりで水平になっていない)のも、ヤンチャなネコの飼い主にはありがたい仕様です。天面レザー貼りの現行 Sonetto は、踏み台にされる度に爪が刺さって、穴だらけになるのが目に見えています。あな恐ろしや(笑)。
足元は自作インシュレーターの上にオーク集成材を置いて、さらに黒檀のスピーカーベースで嵩上げして、ツイーターを耳の高さに合わせています。
価格差は音にしかと現れました。余計な音を出さないので、ソース次第ではありますが、バスドラムのキックで打面の革鳴りと、木製の胴鳴りがしかと聴き分けられます。その他、取りあえずの感想を箇条書きします。
- 上も下も伸びているし、控えめな音量でも音域が狭くならない。
- 音量を上げてもやかましくない。
- ニアフィールドで聴いても、「同軸 2way じゃないから」みたいなネガは感じない。
- 声が響く。ブグガの4人がちゃんと聴き分けられる。
- 映像に例えるなら、カメラワークがいいというか、スイッチャーが痒い所に手が届くというか。Aメロのヴォーカル⇒ベースのフック⇒ドラムのフィル⇒Bメロのヴォーカルみたいな演出の妙味が、すっと耳に入ってくる。
- 打ち込み系に向いてない? ロックは苦手?
- というよりも、シンプルな生音の微細な表現が殊更巧い。
- Beatles よりも Stones が気持ちいい。
- オーガニック素材が得意なシェフ。ジビエも極上の逸品に仕上げます、的な。
- スーパーで手に入る普通の素材で作らせると、いたってフツーの味。そういう落差は確かにある。
- 明るいキャラという書き込みがあったが、言われてみれば、マイナスの感情は心に響いてこない。
まだまだキャラクターをつかみ切れていませんが、エージングが進んだら、どんな音を聞かせてくれるのでしょうか。楽しみです。
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